Ciao!
今回は、ドイツで一番古いと言われているステンドグラスのある、アウクスブルク大聖堂の訪問記だよ。
アウクスブルクはミュンヘンから電車で40分ほどの小さな街・・・あ、今wikiを見にいったら、「バイエルン州で三番目の規模を持つ大都市」って出てた(笑)意外と大きい街だったみたい。
さて、この町を訪れた理由はただ一つ。11世紀後期から12世紀の作で、ドイツ最古といわれているステンドグラスがあるから。
教会は、地図では町はずれにあるから、行きはトラムで行ったんだけど、実際は中央駅から散策しながら行くのにちょうどいい距離だったよ。20分くらいかな。だから、実感としてはやっぱり小さい街だな。
教会内は天井がたかく、窓が広い典型的なゴシック様式。美しいステンドグラスや、古い聖母像、ホルバインさんの祭壇画などなど目を引くものはいくつもあったんだけど、お目当てのドイツ最古のステンドグラスというのがなかなか見つからなかったんだ。
立派なステンドグラスを持つ礼拝堂 |
14世紀の聖母像 |
ハンス・ホルバイン(父)の祭壇画 |
そして、やっと出会えたステンドグラスが下の5枚。
モーセ |
ダヴィデ王 |
預言者ホセア |
預言者ダニエル |
預言者ヨナ |
側廊の壁の窓ばかり見てたんだけど、実際は身廊の天井の近くにあって、何度も下を通ってたのに全然気づかなかったんだ。
ステンドグラスは5枚とも、身廊の南側の天井付近にあるよ |
高くて暗い場所にあるから、肉眼で細かいところまで見るのはかなりの視力と暗闇での慣れが必要。僕はカメラで撮ってからモニターで拡大してやっと詳細が見れた感じ。正直、古さとか歴史をじかに感じるには距離がありすぎた感じだったなぁ。
とはいえ、11世紀(約1000年前)のものが今も教会を飾ってるってすごいよね。しかもショーケースに入ってるわけじゃなくて、今も窓枠にはまって使われてるんだから。
さて、ステンドグラスの場所を聞いてしまった手前、秘宝館も行かないと感じ悪いかな?と思って、秘宝館の方もステンドグラス鑑賞後に行ってきたよ。(秘宝館ってうとどうしても卑猥に聞こえちゃうから、宝物庫の方がいいかな?)
「我ながら律儀だな~、いい人☆」と自己満足に浸りながら宝物庫に入ると、先ほどステンドグラスの場所を教えてくれた女性が再び迎えてくれ、なぜか、「受付では学生と言いなさい」との指示(笑)たぶん、学生割引を受けさせてあげようとのご厚意かと。
ずるは嫌いなので、「あの・・・学生じゃないんですけども・・・」と言ってはみたものの、「大丈夫よ。学生って言いなさい」と言われ、支払いの時も受付担当の後ろからこっちを見てるから、結局は逆らえずに「学生です」って言っちゃった。
律儀にお礼をしに行ったつもりが、なんだよこの罪悪感!こっちは気の小さい小市民なんだよ。1ユーロの割引でこんな罪悪感もらいたくないよ!と、モヤモヤした気持ちで、女性のご厚意を受け取りました。
さて、宝物庫の目玉は、この11世紀の金属製のドア。
教会にあるけど、ギリシャ神話がモチーフ 一神教はどこへ行った?(笑) |
そして、16世紀のカール5世の兜。
全体的にうすい地模様がついていて 職人の腕が光る一品 |
上の写真の黄金の兜はカール5世の1周忌の行事で記念品として作られたものなんだって。たしかに、黄金の模様付兜なんて、実践向きじゃないよね。
ドイツ最古のステンドグラスと、アウクスブルクの歴史が垣間見れる大聖堂へのアクセスはこちら↓↓
【アクセス】
アウクスブルク大聖堂 Hoher Dom zu Augsburg
アウクスブルク駅から徒歩20分
トラム:駅からKönigsplatzまで徒歩5分。そこからトラム2番で5分。
最後にちょこっとアウクスブルクの見どころをご紹介。
市庁舎広場 市庁舎にはドイツらしい双頭の鷲の紋章。 |
Weberhaus 何の建物かわからないけど、目立ってたヤツ |
アウクスブルク劇場 手前のお父さんにピントがあっちゃってるね(笑) |
【おまけ】
帰りの電車で気づいた面白い地名
英語だと「接吻」駅 ドイツ語ではどういう意味なんだろう? |
さて、今回はここまで。
それじゃあね!Ciao!
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