真夏のフィレンツェ弾丸観光!
Ciao!先日、ローマに行った帰りに、フィレンツェにもちょこっと寄ったよ。
というのも、フィレンツェからの方が飛行機のチケットが安かったんだ。ローマからフィレンツェへの電車代とフィレンツェでの観光費用を合わせてもおつりがくる価格差だったから、これはもう行くしかないと思ってさ~。
というわけで、ご飯の時間を入れて3時間のフィレンツェ弾丸観光してきたよ。時間の関係で、駅近のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会とメディチ家礼拝堂だけになっちゃったけど、見ごたえは十分だったよ。
何はともあれサンタ・マリア・ノヴェッラ
フィレンツェの玄関口、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅を出ると、広場を挟んで目の前にあるのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。これは、迷う方が難しい。
メインはドメニコ・ギルランダイオ師匠
この教会の見どころは、中央奥のトルナブオーニ礼拝堂のギルランダイオさんとその工房が描いたフレスコ画。ギルランダイオさんのフレスコ画 |
ギルランダイオさんは、ミケランジェロさんが13歳から1年だけお世話になった師匠だよ。このフレスコ画の製作期間は、ミケランジェロさんが工房に在籍した期間とも重なってるよ。
さて、話をギルランダイオさんのフレスコ画に戻そう。
絵は、左壁面が聖母マリアの生涯、右側が洗礼者ヨハネの生涯、天井画は4人の福音書記者とテーマを分けてあるよ。
絵は、左壁面が聖母マリアの生涯、右側が洗礼者ヨハネの生涯、天井画は4人の福音書記者とテーマを分けてあるよ。
右壁面「キリストの洗礼」 洗礼者ヨハネの一番の活躍シーン |
天井画の福音書記者たち 下:マルコ、左:ルカ、上:ヨハネ、右:マタイ |
フィリッピーノ・リッピのフレスコ画も必見
さらに、この礼拝堂の右にあるストロッツィ礼拝堂のフレスコ画は、フィリッピーノ・リッピさんのもの。フィリッピーノさんは、ルネサンス初期の画家フィリッピ・リッピさんの息子さんで、家系的にはサラブレット。でもとても気のいい人で、ダヴィンチさんが放棄して逃げた作品を仕上げたりもしているよ。
ここの教会は、フレスコ画や礼拝堂の説明パネルを用意してくれてる美術ファン・フレンドリーな場所。修道院跡も合わせると、結構広いからゆっくり見て回ってね。
アサシンクリードのファンも・・・
最後になったけど、この教会はアサシンクリード2のロケ地(?)にもなってるよ。僕も何周もした良作!
ゲームではこの壁に隠し通路があったんだけど・・・ |
ゲーム好きにも楽しめる魅力いっぱいの教会だよ~。
それでは続きはまた今度。
Ciao!
それでは続きはまた今度。
Ciao!